天然ハーブがもたらす効果

お肉の美味しさを決める第一の要素がエサです。飼料販売会社（株式会社河中飼料）をグループ会社にもつ当社は、家畜の飼料に長く関わってきた経験をもとに、身体によく、豚の美味しさを引き出すエサの開発に力を注いできました。長年の試行のうえに誕生したのが「クイーンハーブ豚」です。この豚は、４種類のハーブ（ジンジャー、ナツメグ、シナモン、オレガノ）とビタミンＥを配合した専用飼料を使っています。人がハーブを摂ると、いろいろな効果があることが認められていますが、家畜にも飼料として配合して与えると人間同様、 お腹の中から健康になり病気をしづらくなるといわれています。ハーブの効果で豚肉特有の臭みも抑えられ、抗酸化作用もあるハーブとビタミンＥがお肉の旨みを閉じ込め美味しさを長持ちさせます。

温暖な気候ときれいな水で育てる

 クイーンハーブ豚は、都城市、小林市、鹿児島県曽於市の豚舎で繁殖・肥育しています。豚はとてもデリケートな生き物なので、なるべくストレスを与えないように育てることが必要です。気候が温暖で、空気がきれいな都城地方は豚の生産に最適な環境です。また都城市がある都城盆地には「霧島裂か水」と呼ばれる、清冽な天然水が地下から豊富に湧き出ており、この水を豚の飲み水に使っています。クイーンハーブ豚は、肉質がやわらかいといわれるメスだけを選定し、品質にばらつきがないうえ、保湿性が高く、やわらかで、きめ細やかな日本人の食味にあったおいしい豚肉です。さらりと甘い脂肪と臭みのないしっとりとした味をお楽しみください。